介護職として地方都市で働くのに向いている人の特徴

地方都市へ移住することのメリットとして挙げられるのは、住居費や生活費を安く抑えられることや通勤のストレスからの解放、正社員として雇用されやすい、馴染みのある土地で自分らしく暮らせるなどさまざまです。その一方で、年収が下がる可能性が高いことや、全国的に需要の多い介護職さえ人口が少ないので求人の数が少ないなどのデメリットがあります。この両方を踏まえたうえで、地方都市へ移住して働くのが向いている人として、次のような特徴が挙げられます。

まず、収入より生活重視という点です。デメリットとして挙げたように、地方都市では都市部で働いていた時と比べて、年収が下がる可能性が高いです。それでも地方都市での生活に満足を感じられるのであれば、向いていると言えるでしょう。漠然と田舎暮らしに憧れて移住を決めるのではなく、畑を作って作物を育てたり、住居費や土地代も下がるので広い部屋に住んだり、マイホームを建てたりなど、どのようなことができるのか収入よりもそれらを重視して暮らせるのかを、移住前にしっかりと検討することが大切です。

次に挙げる特徴は、地方都市ならではの不便さも我慢できるか否か。どうしても都市部と比べると、交通の便や買い物や娯楽の面で不自由を感じる場面は多々あるでしょう。流行に敏感ですぐに取り入れたいという人にとっては、地方都市は物足りないと感じるかもしれません。そのような不便さも「地方都市に来たのだから当たり前」だと受け止めて、慣れよう、過ごしやすくなるように工夫していこうとできる人は、地方都市での生活に向いていると言えます。